会社員橋本の葬儀AtoZ

2018年03月26日

焼香のマナーは一般的な作用を覚えておく

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宗教と宗派によって焼香のマナーは違いますが、一般的な作法を覚えていると安心です。日本で行われる葬儀の8割以上が仏式で、残りがキリスト教または神式です。仏式は焼香に行って霊前で清めます。焼香は抹香を使いますが、たく回数は宗派によって違いがあり、弔問客は1回が望ましい場合や3回行う宗派もあります。

焼香の作法は順番が回ってきたら先客に軽く会釈して、霊前に進んで祭壇の手前で遺族と僧侶に一礼します。位牌と遺影を見てから深く礼をします。焼香台にある香炉の前にいき、右にある抹香を親指と人差し指、中指の3本で少量をつまんで軽く目の高さにあげてから香炉の上に静かに少しずつ落とします。

香をささげたら合掌し、深く礼をしてから前を向いたまま祭壇から下がり、遺族と僧侶に一礼し席に戻ります。線香の場合には霊前に進んで手向を行い、線香の火はローソクに灯っている炎でつけます。炎は左手であおいで消しますが、息を吹きかけて消すのはマナー違反なので注意が必要です。

線香は1本です。キリスト教はカトリックとプロテスタントがあります。カトリックはキリストの再臨と死者の復活が願われて、葬儀は所属していた協会で行われます。プロテスタントは故人が神の下で安らかになるといわれているため神のために祈り、葬儀は神への感謝と遺族への慰めのために行われます。

キリスト教は香典がないかわりに御花料を用意します。御花料は香典と同じ金額を包みますが、お金を包むときには十字架が描かれた熨斗袋または白無地の封筒を使って御花料とフルネームを記入し受付で渡します。服装は仏式と同じで大丈夫です。聖歌や賛美歌は強制ではないですが、歌が書かれた紙が配られるためできれば参加するようにします。キリスト教ではお香をたく習慣はなく、牧師や新婦の挨拶などを聞き故人を偲びます。キリスト教では永遠の命のはじまりとされているため、亡くなってしまったことは不幸にはつながらないということになっています。神式は死を穢れとしてるため、通夜祭が自宅や斎場で行われます。参列するときには手水の儀で身清めるため、手水で手を洗って口をすすぎ懐紙で拭きます。

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