会社員橋本の葬儀AtoZ

2018年03月12日

キリスト教でも葬儀の際は焼香をするのか

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葬儀は故人が信仰している宗教・宗派のスタイルで行われます。従ってどの宗教でも同じマナーで葬儀が執り行われるわけではありません。日本は仏教徒が多い国なので、仏教の葬儀のマナーについてはある程度理解していると言う人も多くいます。

しかし他宗教に関しては分からない人も少なくないのが実情です。キリスト教の場合、カトリックなのかプロテスタントなのかでも変わってきますが、葬儀は教会で行われる事も少なくありません。その場合、仏教であれば葬儀の時に焼香をする形が取られますが、キリスト教の場合はその様な形で葬儀は進んで行きません。

その代わりに行われるのが献花です。白色の花が用いられ、手に持ちやすい様にカーネーションや菊等の茎が長いタイプの花が良く選ばれています。マナーとしては、自分が献花する順番が来たらご遺族に対して一礼、さらに両手を添えて係の人から花を受け取ります。

花を受け取ったら献花台へと進み、一礼した後に献花台の上に花を置きます。その後手を合わせて黙とう、若しくは遺影に一礼し、少し下がってからご遺族とその教会の神父にも一礼した後に自分の席へと戻る形です。葬儀に参列する人自身がカトリックの信者ならば胸の前で十字を切って祈ります。

またプロテスタントの場合は十字は切らず、胸の前で手を組んで祈ります。元々信者では無い人は十字を切ったり手を組んだりして祈る必要はなく、ただ手を合わせて黙とうしたとしても全く問題は有りません。

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