近ごろ、所定の宗派にこだわることなく無宗教で葬儀をあげたい人も増加しています。元を正せば私達日本人の葬式に仏教式が非常に多いのは、 江戸時代の寺請制度によりまして、たくさんの方がある宗派に属したわけです。
いわゆる檀家制度ですが、その名残があると言われています。近年ではお坊さんに関係することは法事及び葬式くらいで、寺と関わりが非常に薄い方も拡大をみせています。メリットとして、まず葬儀時に僧侶様を呼ばないことから、読経や戒名代含めたお布施が不要です。
また、 初七日〜四十九日法要や納骨する上での開眼供養、位牌の開眼供養なども不要になります。それから後は月忌であるとか一周忌、三回忌などにかかるコストが無くなるというわけですから、これに関しては費用的にとても大きなメリットといえます。
具体的には形式に拘束されない無宗教葬では、リクエストに沿った生演奏に因る音楽葬を実施することができます。無宗教葬においては音楽葬として、仏式や神式、キリスト教葬などの供花の代わりに、献奏として対応することができます。故人が好きだった曲、あるいはファミリーとの記念の曲など、希望や考えを考慮して演奏を実行します。