2019年01月08日
密葬は後に本葬があることを前提とした葬儀
密葬について詳しく述べるならば、最初は家族などの近親者と小さな葬儀を行うことを言います。ただそれは、後に本葬を行うことを前提にした形での小さな葬儀のことです。よく芸能人が無くなった時に行われる葬儀でもあります。
芸能人だといきなり関係者やファンの人が葬儀に訪れるとなると大変なことになるので、ひとまず家族などの親しい関係者と小さな葬儀という形で密葬を行い、それから本葬として多くの人に参列してもらうという形を取ります。
しかし、実際には家族葬のことを密葬と勘違いしている人が多いのも確かです。密葬はあくまで本葬を前提とした小さな葬儀を指すのに対して、家族葬は本葬を前提としない家族だけが参列する小さな葬儀を指します。密葬や家族葬という言葉に釣られずに、どういう葬儀をやりたいのかということに即して葬儀社に相談をしたほうがいいでしょう。密葬を行うということは誰に参列してほしいのかを決める必要があります。無くなったことを公にしたくないということですので、より一層参列者を厳選しないといけません。呼ばなかったことに対してクレームを付ける人もいますので、そこのところは注意したいところです。密葬はなるべく厳選して、本葬に多くの人を呼ぶという形が理想的です。