会社員橋本の葬儀AtoZ

2019年06月22日

人形は故人の棺に入れてもいいものか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人形供養とは古くなった人形や思い入れのある人形に魂が宿っていると考えられており、粗末にごみに処分するのではなく、お寺や神社で供養してもらうことです。八百万の神々や物にも魂が宿ると考える日本人らしい独自の人形用の葬儀といえるでしょう。

やり方としてはお寺や神社で請け負っているところに申し込みをして、指定された方法で供養してもらう人形を梱包し、郵送や持込でお願いしに行きます。実際にその場で読経や御払いをしてもらい、お焚き上げと呼ばれる人間で言えば火葬と同じように焼却を行い、お焚き上げで出た灰を人形塚に埋葬して供養完了となりますが、必ずしもお焚き上げをしないところもあるため、お寺や神社によってやり方が異なると理解してください。

なお、亡くなった方の持っていた人形を故人とともに火葬して天国に持っていってもらおうという遺族の温かい気持ちのこもった行為を見かけますが、あまりにも大きな人形やぬいぐるみの場合には、別にして人形は人形で供養をしたほうがいいでしょう。

あまりにも大きなものの場合、燃えにくくなってしまうため火葬に時間がかかってしまうからです。小さなぬいぐるみや人形の場合には、素材によって異なりますが、基本的には問題ないといわれています。

会社員橋本の葬儀AtoZ Copyright(C)www.hashimoto-atoz.org All Rights Reserved.