会社員橋本の葬儀AtoZ

2019年08月14日

葬儀での抹香と先行の違いを知っておく

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀の時に抹香と線香の違いがよくわからない事があるでしょうが、実はこの2つは全く違う物です。抹香というのは焼香の時に使われるもので、手でつまみ、押し頂いて香炉の上に落とす物とされています。香りは丁子や龍脳といった成分がブレンドされており、独特となっているのが特徴といえるでしょう。

対して線香とは棒状に練り上げられた線のように細いお香のことでビャクダンをはじめさまざまな仏教に関連した香りの物が練られ、よい香りがするのが特徴です。邪気をはらい、仏前を清める物として知られています。最近では苺の香りがするものなども存在しており、多様性が広がってきました。

更に火気厳禁のところでは電気を使って点灯したように見える電気のタイプも登場し、種類豊富となっています。宗派によって上げる線香の数は異なっており、臨済宗や曹洞宗などの場合は1本、浄土真宗は1本を2つに折って寝かせる、天台宗・真言宗などは3本とされているのが特徴です。

手前に2本、奥に1本とされているため、上げる時に決して間違えないようにしましょう。それぞれの宗派の特徴を生かしてあげることによって、亡くなった方をはじめとして仏様に喜んでもらえるでしょう。

会社員橋本の葬儀AtoZ Copyright(C)www.hashimoto-atoz.org All Rights Reserved.