会社員橋本の葬儀AtoZ

2016年07月23日

家族葬と言う葬儀の形になった理由

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21世紀の日本、大きく形を変えるようになって来たと言われるのが、生活環境です。戦後復興から高度成長を遂げた日本の転換期でもあったのが、この時期と言われます。高度成長期の住まいは、木造一戸建て住宅が多く、更にはまだまだ木造長屋の住まいの形も、見られた時でした。木造以外の建築物のマンションなどは、本当に一部の存在であった時の暮らしが、多くの人たちと交流出来た時代でもあったのでしょう。日々の買い物は、近くの市場に行き、母親同士の会話が、周辺の情報として重要視されていた時代です。しかし、いつしか時代も、土地や収入の高騰から、高級マンションに住み、他人との交流が薄くなって来たと言えます。そのことが、葬儀の形にも大きな影響を与えることになりました。

高度成長時代では、周辺に住む人々との交流が、自然に行なわれ、冠婚葬祭には、周辺の人々も一緒になり、喜び、悲しんでいたものと言われます。それが、時代が変わった時、周辺に知り合いが、いないと言うことになってしまいました。このことが、個人葬が主体だった時との大違いで、ごくわずかの身内だけで行う家族葬の始まりだったのでしょう。今の時代、三世帯で住む家族は本当に少なくなりました。そのことから、喪主になられる方も、地元を離れてしまい、縁も遠くなっていることが多い時代です。そして故人の周辺に住まいを持つ人には、余計な迷惑をかけたくない気持もあることから、身内だけで、ひっそり行なうことが出来る式が、良いと考えることが多いのでしょう。

また高額になった式の費用も、少ない人数で行なうことになり、それなりに抑えることも可能になります。家族葬と言っても、特別なしきたりがある訳ではありません。故人にとって、大事な人だけが集まる小さな葬儀とも言えるかも知れません。また、仕事を離れかなり時間も経つと言う時代ですから、わざわざ連絡を入れることも、申し訳ないと考える場合も考えられます。そのため、義理で参列される人がいないことから、故人を本当に偲ぶ人だけが集まる良い式になることは、間違いありません。余計な出費を抑えることも出来、尚且つ本人にとっては良い式が行われることになるのですから、これからもこの葬儀の形は続けられるものと考えられます。そこには、喪主になれた方にも、余計な心労がなく、良い式の段取りが出来ることになるはずです。

誰にも邪魔されることなく、故人との最後の別れが出来ることになるのでしょう。

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