2020年09月18日
現代でおこなわれている様々な葬儀
葬儀には故人が亡くなったことを周囲の人に知らせたり、遺族の悲しみを多少なりとも和らげたりする効果があります。家族や親族、知人などが集まって宗教的な儀式を通じて故人を見送るのが一般的なお葬式です。しかし時代に合わせて変化してきているため、現代では従来よりも小規模に行うことも多くなっています。
また近年では、離れたところにいながらお葬式に参列することができるオンライン葬儀もおこなわれるようになりました。会場から専門のスタッフが撮影し、お葬式の様子はインターネットで配信されることになります。その場の様子がライブ配信されるので、参列者は遠く離れた土地からでも手を合わせることが可能です。
このような今までになかった新しいお葬式のサービスには、さまざまな評判があります。しかし結婚式の場合は延期することが可能でも、葬儀の場合には先に延ばせる時間は限られています。感染症の流行のために人が密集するような環境を避けるべきだという現在の状況では、全員が現地に行くのではなくオンラインでおこなうことには意味があるといえます。
また密を避ける以外にも、元々外出が難しい高齢の方や体の不自由な人の場合、むしろ便利であるのかも知れません。