2021年03月27日
葬儀ではマナー違反になる事柄が沢山ある
葬儀では何かとNGとなる事柄がありますから、参列したり、お手伝いをかって出るのなら、心得ておきましょう。例えば、服装はどうでしょうか。もちろん、悲報を受けたのが会社であれば、そのままビジネススーツで通夜に駆けつけてもマナー違反にはなりません。
しかし、お手伝いだからといって平服はNGとしています。失礼にならない服装としては、通夜ならば地味な装い、葬儀・告別式では準礼装や正礼装です。また、接し方も問題になりがちです。いくら故人と親しい間柄だったとしても、遺族同然にふるまうべきではありません。
通夜や葬儀の経験があっても、あれこれ指図したり、前に出すぎないことを心得ておきましょう。ちなみに、参列者同士、式場での私語は慎みましょう。故人の噂話などはもってのほかで、品がないので控えましょう。付け加えるなら、故人の死因についても、参列者同士で教え合うことは避けましょう。
お悔やみの言葉も大きな声で言うのはNGです。か細く、聞こえるか定かではないボリュームで十分だといいますし、笑顔や笑い声などは決して見せたり、高らかにあげたりしてはなりません。長寿をまっとうした故人に対して、お悔やみの言葉に長生きされたのですから充分ですね、というマナー知らずな発言をする方もいますが、これもNGです。