2021年06月22日
一日葬とはどのような葬儀なのか
葬儀のスタイルも時代とともに変化しており、最近は家族葬や直葬が選ばれることも増えてきました。そして、最近注目が高まっているのが一日葬と呼ばれる葬儀です。どのような特徴があるのかも知っておきたいところですが、これはお通夜をせずにお葬式だけを執り行うことを指しています。
通夜とお葬式を二日続けて行うことは、遺族にも体力的な負担がありますし、精神的な負担も少なくありません。一日葬の場合は、通夜を行わないので、前日にしっかりと休みを取ることもでき、遺族の負担を軽減することができます。
来客への対応に追われることも少なく、ゆっくりと故人とのお別れの時間が取れることもメリットといえるでしょう。遠方から参列する場合は、宿泊場所を探すなどの負担もありますが、一日葬なら日帰りになりますので、遠方から来る参列者の負担を減らすこともできます。
通夜も行うとなると、式場の利用料や料理の用意なども二日分することになりますが、それが一日分になることで経済的な負担を減らすこともできます。一日葬では、香典を辞退することも多くなっていますが、香典を受け取らない場合はお返しは必要ありませんが、会葬礼状や会葬礼品は用意しておきましょう。
まだ新しい葬儀スタイルということもありますので、親族の理解を得ておくことも大事です。