会社員橋本の葬儀AtoZ

2017年08月04日

葬儀に参列した際のお焼香のやり方

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多くの人は人生の中で関わった方、またはその関係者の方の葬儀に参列する機会が多くあります。本人のご家族やご親戚であったり、ご近所の方であったり、お仕事の関係者であったりと、そのお付き合いは多方面に亘るため、式の作法も宗教、宗派によって様々です。

実際の仏式においては、業者のスタッフさんが司会進行を行い、お坊さんが読経する中、唯一参列者が行う儀式がお焼香です。ご自分の家族や親類であれば、ほとんどの場合宗教、宗派は分っているので心配ありませんが、他人の場合、宗派が異なると分らないのが焼香の方法です。

これは、式が始まる前に司会者より、宗派の紹介がされますが、それだけでは分らないため、さらに直前に「頂かずに二回」などと、具体的に紹介されます。しかし、どういう訳か、「頂いて三回」というやり方が定着しているようで、つまんだ香を額の前に近づけてから香炉に移す所作を三回繰り返す人が非常に多くなっています。

また、前の人を見て真似すれば良いと思う人がいると、間違いが更に続きます。葬儀に参列するからには、故人またはご家族とは相応のお付き合いがあった筈で、その方を気持ちをこめて送り出そうとするのであれば、信仰があった宗派のやり方を守る事を心がけるべく、司会者の案内を聞いておくことも一つのマナーです。

今後、益々人とのつながりが広がって行く中、どの様な式においても、慌てることなく、落ち着いて、故人が信仰した宗派のやり方を守りましょう。

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